日本とは、違う環境で働いてみたい。
そんな風に決心をして、情報も少ないインドにわたる。でも、インド人の文化にふれて、毎日がいらいらする。こんなはずじゃなかった。
なんて、困ったりイライラすることって多いんです。
実際に、今インドに来て10カ月がたとうとしていますが、まだまだ日常の生活でついつい怒っちゃうことも多くて、、、
インド人とは、習慣がちがう!なんてことは百も承知なのですが、それでもやっぱり日本との違いには戸惑うばかりです。
人に怒ったりなんて、ほぼほぼしない私でも、頭にくること意外と多し。
そんなギャップをインドに来る前にきちんと知っておいてもらおうと思い、今日は、
- インドでいらいらしちゃうところ 7個
- 少しでもイライラを解消するには?
- おすすめしたいヒンディー語のフレーズ4選
といった3本立てでお送りいたします。インドの就業先で起こるとされることを事前に予習することで、就職活動の見極めポイントにしていただければと思います。
インドでいらいらしちゃうところ 7個
実際に、インドで生活をしてるときに感じるリアルないらいらポイント7つを紹介いたします。
時間に遅れる、けれども絶対に謝らない
わたしたちの会社のお客様は、日本人なんですよ。で、日本人ってインドでも5分前集合は当たり前。
なのに、インド人は30分前にリマインドして、10分前にリマインドしても時間通りに現れるのは、とってもレア。
でも、待ち合わせ場所に来てくれるのは、まだ良い方で、約束時間を過ぎてから
ちょっと今日、無理だわ
という謎の申請をしてくることも。
そんな謎のドタキャンをいっぱいくらったインド在住歴10か月のはちが語る、絶対に嘘だろ、、、と思うインド人のドタキャンの理由Best3を紹介します。
3位 : 忘れてた
この言い訳を使う人は、約束時間が近くなると必ず音信不通になります。そして、3時間後くらいに何事もなかったかのようにしれっと連絡してきます。
やれやれ┐(゚~゚)┌
この手の悪質なタイプへの対処法は、死ぬほど電話を掛けること、です。意外と30回くらいほど電話を掛けると観念したかのように電話に出ることも、、、
5%くらいあります(笑)
2位 : 子供の体調不良
これ、ほんとかって最近では疑っちゃいます。
というのも、遅れる人遅れる人、みんなこの言い訳なんです。
たしかに、子供の体調不良はしょうがないことではあるんですけど、そんなみんなが言うほど起こるのか、、、って疑問です。
1位 : 交通事故にあった
最初は、心から心配したんですけど、、、、
これ絶対うそだろ、って途中から気付き始めちゃいました。
衝撃的だったのが、この事件。
11時に修理に来る、というのに全く来ない。
どうしたんだろう(´・ω・`)
と思って、電話をしたら、
交通事故で骨折したから今日は無理。
と言われました。
え??!!
大丈夫なん。。。
と心配になったのですが、なぜか明日ならこれるとのこと。
うわ、こいつ絶対嘘ついてるやん。。。
ってなって、はあ~あ、と思いながらお客さんに謝りました。
インドだとあるあるかもしれないのですが、慣れるまではイライラするかもしれません。
仕事を傍観者として眺めている
これ、本当になんでなん凸(`△´+)
ってなるんですが、インド人は仕事をしない、、、というか見ている人が8割なんですよ。
同じ給料のはずなのに、2割だけが仕事をして、残りの8割は傍観しているという。
働きアリの法則にのっとるかのように、見事に2割だけなんですよね。その2割がどこかいったら、残りの8割のうちまた2割だけが働くという。
もう、これはお国柄なんでしょうか、、、
この習性のせいで、道路工事や建物建設にもあてはまるので、いつまでたっても出来上がらないんです。。。
5月完成予定が、その年にできないなんてことはあるあるです、、、
上司にいろいろチクる
こんなこと、うちの会社だけだといいんですが、、、
せんせーー!
〇〇ちゃんが携帯もってきてまーす!
レベルの中学生かよ、、、と思わずつっこみたくなるようなレベルの会話が繰り広げられています。
たとえば、、、
- ○○さんが携帯でFacebookをみていた
- 食器の洗い方が汚い
- パソコンでゲームをしていた
- 勤務中に音楽をかけている
なんてことが、社内のミーティングで話し始められるという。。。
正直、インドで暮らしたいという気持ちが強くないと、つらく感じる気がします。
報告ができない
日本の会社で働いていれば、
これ、5時までにお願いしまーす。
と言えば、5時までに提出するのって当たり前だと思うんです。
でも、インド人の場合は、3時に進捗確認、4時に5時までだよとリマインド、で5時にこちらから聞かないと提出しません。
やりすぎだよ。。。
そのくらい報告させるべきだ。。。
なーんて意見もあるのですが、こ能力を仕込むには時間がかかります。
そして、苦情は私たちに来るので、これは避けられない道なのです。。。
仕事は遅いし、すぐに休むので締め切りに間に合わない
日本だと、有給ですら取得できるか分からないうえ、残業しても残業代が出ないなんて会社もちらほら。
でも、インド人は仕事が終わってなくても、定時ぴったりに帰るのは当たり前。
締め切りに間に合う、という意識がないのか、終わらなかったら明日やればいいという意識なんですね。
もちろん、社内で納期を動かせる仕事ならいいですが、外部とのやり取りだと大変。
自分で締め切りを伝える仕事なら、1週間は早めの締め切りを設定するのがよいでしょう。
ただ、インド人スタッフに締め切りが直接伝えられている仕事に関しては苦労が絶対ついてきちゃいます。。。
締め切りが遅れたとしても、注意をするだけで、次の日から会社に来ないくらい繊細だったりもするのでインド人の扱いは要注意です。
同じミスを何回も繰り返す
これに関しては、イライラの繰り返しです。
日本だと、2回同じミスを繰り返そうものなら、、、上司からの怒号が飛んできそうなものですが、、、、
インドでは、2回のミスなんて序の口と言いますか、50回は似たようなミスを繰り返します(笑)
もう、最後の方は笑えて来るほど、同じミスを繰り返すんですねえ。
インドに住むと、物事を笑って流すという能力が必要なんだなあとしみじみさせられます。
知らないことやできないことを知ったかぶりする
(笑)
もう、ほんとどういうこと、って感じですよね。
例えば、日常生活で言うと、道を聞いたときのこと。
聞く人、聞く人みーんな答えてくれます。
でも、訊く人みんなが違う方向を言うんですよね。
あっちと言われてきたのに、来た先で聞くと、戻る方向を言われるなんてザラ。
Googleマップの方がよっぽど頼りになります。。。(笑)
携帯にきちんとインストールするのがおすすめです(^q^)
仕事面で言うと、絶対にできないことや、知らないことでも、
問題ないよ
って本当に言っちゃうんですよね。結局、問題しか発生しないんですけど。
インド人が何に対しても「No problem.」と言ってしまう問題については、よく噂では聞いていたんですけど、都市伝説だと思っていて。
インドに来てはっきりわかったのですが、噂でもなんでもなく事実でした(^q^)
少しでもイライラを解消するには?
ここまで読むと、インド人と働くことはイライラにしかならない、と勘違いしそうですが、、、、
インド人は、家族や仲間だと思った人にはとてつもなく優しいという特徴も持ち合わせています。
日本では、公私混同しないということが当たり前ですが、インドでは、プライベートを少し持ち出して日常会話をすると、とたんに仲良くなるなんてことも珍しくありません。
もちろん、根底に上記で述べた問題を持っているのは確かですが、仲良くなると若干は緩和される気がします。
他には、インド人と一口に行っても、レベルはさまざま。もちろん、きちんとしているインド人は尊敬するほどきちんとしているのも確かです。
海外で働くということを目標にしてしまい、どこでもいいやという精神で就職活動をしてしまうとイライラ頻度が上がると思います。。。
おすすめしたいヒンディー語のフレーズ4選
やっぱり、イライラしてしまうのには、言語が通じないという問題にもよると思うんです。
なので、ここではおすすめしたいフレーズ4選を紹介しようと思います!
キャー ヘェー?
「何ですか?」
キャーが”何”つまりWhatの意味で、ヘェーは”ですか?”という意味です。
これは、何?というときは、イェ(これ) キャー ヘェー?
名前は?というときは、(ヨア(your)) ナーム(name、名前) キャー ヘェー?
と、とっても便利なフレーズです◎
キトォナー ヘェー?
「いくらですか?」
ローカルマーケットで買い物をするときや、タクシーにのったとき、など支払いの場面は意外と多いです。
ですが、「How much?」という英語は通じないことが多いので、ヒンディー語のキトナー ヘェー?を覚えるのが効率がよいでしょう。
バホット アッチャー
「とても良いです!(最高です。)」
バホット = とても
アッチャー = よい
これは、
体調どう?
おいしい?
インド生活はどう?
と聞かれたときに大体これを言えば万事解決。
カラーブ
「悪い、壊れた」
最高!の次は、逆も知っておかなければいけません。
例えば、ものが壊れている、不良品だ、というときもカラーブでOK◎
体調が悪いもカラーブでOK!という何とも便利な言葉です。
ちなみに、最悪、、、はサブセ カラーブとなります。
サブセというのは、比較級の最上級、つまりmostを指します。
なので、知っている単語にサブセを付ければ、全て最上級になる知っておきたい単語です。
以上、覚えておきたいヒンディー語のフレーズ4選を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
覚えておいてほしいのは、ヒンディー語は英語が混ざっているということです。
日本語でもコミュニケーションをとるときに、オッケーなどと気軽に言いますが、ヒンディー語にもこれが当てはまるということなんですね。
つまり、ありがとうはヒンディー語でダンニャバードというのですが、みんなこのフレーズよりサンキューと普通に言っている気がします。
インドに興味を持ちつつ、イライラポイントも理解した上でインドに来られたい方は是非挑戦してみたら!と感じます。
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