海外で働こうとしたときに気になるのって、やっぱり待遇だと思うんです。
働き方としては、おおきく分けて駐在員と現地採用の違いがあります。
インド就職を考えている方のためにも、ここでは雇用方法の違いによるそれぞれのメリット、デメリットを紹介していこうと思います。
私は、インドで現地採用で働いているのですが、現地採用の人だけではなく、駐在員の方と関わることは仕事、プライベートあわせて意外と多いんです。
一概に、現地採用が悪く、駐在員が全て良いというわけでもないので、インド就職を考えている方は是非参考にしてください(*'▽')
駐在員?現地採用?とは、そもそもなに?
海外就職をしようとしている人や、海外で働いている人にとっては、当たり前のこれらの単語ですが意外と知らない人って多いんです。
定義的には、以下のような感じです。
海外駐在員
駐在員とは、日本の企業で働いている日本人で会社から任命されて海外に来ている人になります。最近では、20代も来ていたりしますが、基本的には40代や50代などの社会人経験があり、会社を任せられるようなポジションで来ている人が多いです。
現地採用
現地採用は、その名の通り、現地で採用された人すべてを指します。インドだと、20代の女の子が多いように感じます。ただただ雇われている場所が違うだけの「海外駐在員」と「現地採用」ですが、待遇や給料、担当する業務、という意味では全く違うんです!
え?
そんな違うの?
と感じる人も多いと思いますので、駐在員と現地採用の違いを紹介していきます。
インド駐在員と現地採用の特徴と決定的な違い
海外駐在員のVIPな特徴
駐在員は、日本で雇用されてインドに来た人です。
インドの場合だと、赴任期間は3年が一般的なよう。一昔前は5年や10年が一般的だったようですが、現在は任期も少し縮まり、人の移り替わりが激しいです。
駐在員は、日本で働ていたときの給料+海外の給料がもらえます。それにプラスして、住宅手当やドライバーつきの車も与えられるので、日本とは違いかなりのVIP待遇です。
ここだけの話ですが、大手会社だと、家賃は20万ルピー(40万円)をこえるなんてことも、、、!
他にも、海外保険や年金の適用など、これでもか!というぐらいの待遇がついてくるのが特徴です。
日本にも半年に1回は帰れるのと、食材調達としてタイやマレーシアなどに定期的に行けるのもポイントです。
いいことづくしに見える海外駐在ですが、年齢は高めの人が多いので、駐在で来るという場合には勤続年数がかなり必要になってくるということです。
他にも、任期が決まっていたり、出張でインドに来た人の相手をしたりしなければいけないことは大変そうです。
飲み会などの付き合いやゴルフに行くことは日本と変わらずあるようです。
現地採用の特徴
現地採用の特徴は、自分から応募して働きに来ているということですね。
任期もないので、自分が望むだけ会社にいることができます。
しかし、給料は日本の新卒と同じ程度かそれ以下のことも多く、住居費、車なども支給されないので自分で手配することが必要です。
保険は加入させてくれる会社もありますが、ない会社も多いです。
日本に帰国することは、年1回までは会社が負担してくれることが95%以上らしいです。
ただし、わたしの会社はありませんでした(´;ω;`)ぶらっく。
海外駐在員と現地採用を表で比較してみた
まあ、そうはいっても文章だと分りずらいかもしれないので、表で駐在員と現地採用の差を比較してみました。
インド駐在員 | 現地採用 | |
雇用先 | 日本法人 | 現地法人 |
時間 | 拘束多い | 自由多い |
給料 | 日本水準プラスα | 現地水準 |
年金 | 会社負担 | 自己負担 |
保険 | 会社負担 | 自己負担 |
待遇 | 住宅手当+車(ドライバー付き) | なし |
役職 | 管理職 | スタッフ、事務要員だったり、、、 | 業務内容 | 会社次第 | 新卒でも可能。高卒でもチャンスあり。 |
このように駐在と現地採用だと違いは顕著です。
ただ、スキルの面で行くと、駐在員だからすごいのかと言われるとそうでもない人も多いように感じます。
インドで生活していて気付く違い
駐在員にも現地採用にも会うことは多いので感じる違いを書いてみたいと思います。
まず、現地採用の女の子は、自分自身のスキルアップのために来ている人が多いです。任期はないものの2年や3年と区切って働こうと感がえている人がたくさんいます。
インド市場は、これからアツいらしいので目的意識をもって働くことは大切かもしれませんが、インドに来ていたからといってスキルがつくかと言われると、、、
そうでもないかもしれません(^q^)(小声)
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